2000年6月1日開設 海のアトリエはチェリーのお人形と絵のサイトです
私のスケッチ道具紹介
携帯用イーゼル、携帯用椅子、絵の具、パレット、水入れ。筆一式、画板と水彩紙、又は水彩紙のブロック、鉛筆。消しゴム、
・・・これ位が、一般的なスケッチ道具でしょうか、
私もそんな装備でスケッチに出掛ける事はあります。でも、それなりの覚悟が要ります。まるで、お仕事に行くような感じです。
私はもっと気楽にいつでもどこでも、描きたい時に、描きたい。仕事では無く遊びで、ベンチがあったらちょっと腰掛けてみる、それと同じ感覚で、腰掛けたら、ついでにスケッチしたい。
旅行に行く時も時間が空いたら何か描いていたい。写真を撮るのも良いけれど、自分の目で見たものを残したい。
そこで、スケッチ道具は写真のものになりました。
(絵の具のセットは開くと、こんな風に中に筆が入れられます。)
●紙はマルマンのスケッチブック、薄くて軽くて一杯描けます。大きさはその時々で色々。
●水入れは乳酸菌飲料の空きボトル、これ位の水で、移動中時々入れ替えれば充分です。
●絵の具は固形の透明水彩、シュミンケホラダムハーフパン24色セット(1色足して25色にしてます)●筆は日本の筆と水彩用の筆、最近のお気に入りは、清晨堂の筆とラファエルのコリンスキー筆。
●写真を撮り忘れてますが、ポケットティッシュ、必需品です。画面を拭き取ったり筆を拭いたりします。あと、強い日差しを避ける帽子とパーカーがあればOKです。私の場合下書きしないので鉛筆は持たなくても平気ですが、日時や場所を入れるのにあった方が便利です。
更に、もっと軽いセットがこれです。ハーフパンセットは箱兼パレットの缶と絵の具の重さがあいまって、案外重いので、絵を描く時間が取れないかもしれない時や荷物が多い時はこちらになります。
樹脂製の軽いパレットにチューブから絵の具を絞り出してあります。絵の具はシュミンケ、ホルベイン、クサカベ、最近はウインザーニュートンも使っています。それぞれに特色があって、この色はこのメーカーが好きっていう色がありますし、これも使ってみようかとすぐに色々手を出してしまいますが、実際はこのパレットに入る位の色数で充分間に合います。
それにしても、我ながら汚いパレットですね、どうも私はパレットを奇麗に使う事が出来ず、すぐこういう状態になります。筆は何か1本持って行きます。この筆先にガードがついた筆は。アルシュ紙のブロックのおまけ付きのキャンペーンの時に紙を買って貰ったものです。コリンスキーの筆でとても描きやすいし、持ち運んでも筆先が傷まないので便利に使っています。和筆を持って行く時も多いです。
この絵は街角で描いています。
あまり交通の邪魔にならない場所に水とパレットを置く場所を確保したら、スケッチブックを片手で支えて、大急ぎで描きます。スケッチ道具が場所を取らないからこそ、出来る事です。
2011年6月5日 青梅シネマ通り裏
下の絵はB5より小さいスケッチブックだったので、ページをまたいで大きく描いています。マルマンのスケッチブックは紙の裏表はあんまり気になりません。良く見ると茎の線と葉の間などがくっついておらず、あちこち細く白く抜けているのお分かりになると思います。絵の具が乾かないまま次々と描き進めるので、その時乾いていない絵の具同士が滲んで混ざらないようにする早描きの為の工夫です。
2010年10月24日 イヌタデ
左の絵もスケッチブックを見開きで使っています。
A4程のスケッチブックを見開きで使うと、F6くらいにはなります。
御岳寒山寺の鐘
日付が入っていません・・・鉛筆はやはり持って行った方が良いようです。後から日付を入れるつもりでいても、忘れます。2010年頃の絵だろうと思います。
道具を軽くするとスケッチがぐっと身近になります。
たとえ、1泊旅行でもどこかで絵を描く時間くらい作る事が出来るので、お葬式等じゃない限り、私は必ずこの最小スケッチセットを持って出掛けるようにしています。