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水墨画 GALLERY

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 初めて描いた作品から、国画水墨院で受賞した作品まで、初期のF10号の水墨画作品です。

 折角少し水墨画が分かって来たような気がし始めていたのですが、先生がお亡くなりになると、結局洋画に戻ってしまいました。

 一人では前に進むのが難しいのですが、私には先生をおいて他に師と仰ぐ水墨画家はいなかったのです。

 会員にまでさせていただいた国画水墨院は辞めてしまいましたが、水墨を学んだ事で得たものは大きく、何と言っても、大胆に、勇敢に描く事が出来るようになりました。

 昨今は水墨画も変わって来て、色々なものがあります。共通するのは画材に墨を使うというだけで、イラストレーションのようなもの、水彩画のようにカラフルなものと一見して水墨画とは思えないものも多く、それが現代水墨というものなのかもしれません。

 けれど、私が教えを受けたのは内山雨海先生の最後の弟子、松井凉先生です。その先には私が尊敬する雨海先生の師だった下村為山先生の精神があります。1本の線に魂を込める、一つの点に命を込める、そんな水墨画が描きたかったのですが、

「いつまでたっても、あなたの絵はスケッチね。」とおっしゃる先生の声が聞こえて来そうです。

 結局スケッチから抜けられなかったので、再びスケッチに戻ったのでしょうね。

 

 

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