
2000年6月1日開設 海のアトリエはチェリーのお人形と絵のサイトです

2021年8月
亀マークのドイツの
セルロイド人形



シルトクレート
Schildkröte
シルトクレート社は、ドイツ・チューリンゲン州で1896年より生産を続けている人形メーカーで、初めてセルロイドの人形を作りました。
シルトクレートとはドイツ語で亀のことで、このメーカーの子は菱形に横向きの亀のマークが入っています。この子も首の後ろにT40
という番号(身長40cmなのでサイズ表記?)と共にマークが入っています。


個人のお人形好きの方のコレクションから譲っていただきました。
古いパソコンが1台目は雷で、2台目は熱暴走で、データが吹き飛び、お世話になった方たちにご連絡することが出来なくなってしまい、この子をお譲りくださった方にもここに画像をアップしたとお知らせする事もできません。
もし、ご覧になっていらしたら、とても素敵な子を良い状態でお譲りいただき、長年眺めて楽し んできましたと、お礼を申し上げたいと思います。
オールオリジナルという事でお譲りいただきました。
水色のストライプのドレスがオリジナルドレスだそうです。
今着せている赤いドレスもその当時のオリジナルドレスで、この子のサイズなので、お着替え用にとつけて下さいました。とても似合っています。
注意深く立たせると、自立します。




下着もきちんとつけていますが、更に驚くのは薄いセルロイド製の靴が無傷で残っている事です。靴のアップ画像を見ていただけばどれほど、繊細なものなのかが見て取れると思います。
これほど儚いものが長い時を耐えて今も眼前にあることに感動すら覚えます。
靴の底にはシルトクレートのマークと40の数字、まさにオールオリジナルです。



ガラス製の澄んだ青い目、元気なほっぺ、賢そうな表情、微笑んだ赤い唇から覗く白い歯、茶色のモールデッドヘアーは癖毛でカールしています。どこを見ても健康的な子供らしさに溢れた、とても愛らしいお人形です。
この子は、ウルゼルというシリーズで、人気があったようです。
お着替えドレスも薄いガーゼのような素材の襟や、ポケットで、よくぞ、このような良い状態で・・・と感心します。
アクセサリーは私からのプレゼント、オールオリジナルのウルゼルちゃんには足すものは無いのですが、せめてもの気持ちで贈った18金とペリドットのペンダントです。金属アレルギーで私には使えないものですが、人間用の細い鎖が長過ぎるので、二重にして飾る小さな石がウルゼルちゃんにはちょうど良いサイズです。
余計なことですが、ここで豆知識を。お医者様によると、金というのは最もアレルギーを起こしにくい金属の一つなのだそうです。ですから、純金である24金なら、多分アレルギー反応は起きないのだそうで、細工物には頑丈にするために混ぜ物がしてあって、私がアレルギーを起こしているのは金にでは無く、その混ぜられている金属に対してなのだそうです。残念ながら、市販では純金の装身具というのはあんまり見たことがありません。母の結婚指輪は20金で、だから色が濃い黄金色なのだと自慢してましたっけ・・・それにしたって純金ではありません。